【オーロラ鑑賞】冬のイエローナイフの服装について

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イエローナイフの冬の気温

イエローナイフは冬に夜の時間が長くなり、オーロラを見るのに適したシーズンになります。

しかし、イエローナイフの冬は、日本では考えられないくらい寒く、およそ-20~-40℃くらいまで下がります。防寒対策をしないで外に出ると凍傷になる危険性があります。

冷凍庫の中が約-20℃なので、冷凍庫の中で過ごすと考えれば想像しやすいのではないでしょうか。

しかし、ほとんどの人が経験したことがない気温のため、日本からどんな服装を持っていけばよいのか困っている人も多いかと思います。

そこで、日本からどのような服装を持っていけば良いのか説明していきます。

防寒具はレンタルする

まず、大前提として防寒具はツアーを申し込む際に必ずレンタルするようにしましょう。現地で見かけた観光客は全員レンタルしていました。

防寒具は自前で揃えようとすると高額になる上、荷物がかさばります。レンタルした方がコストパフォーマンスがはるかに良いです。

このレンタルの防寒具は非常に優れており、-30℃の極寒でも寒さを感じないように作られています。

レンタル防寒具はオーロラ鑑賞時だけでなく、滞在中はずっと借りることができるので、日中も着ることができます。

もし、仮にサイズが合わなくても、交換可能なので安心してください。

オーロラビレッジでのレンタル防寒具は以下の5点でした。フェイスマスクは銀行強盗がよく着けているやつ(?)で、目以外を寒さから守ってくれます。このフェイスマスクだけで、帽子とマフラーとマスクを兼用することが出来て便利でした(でも日本ではなかなか使いにくいデザインかも笑)

・ダウン入りパーカー

・防寒パンツ

・防寒手袋

・防寒ブーツ

・フェイスマスク(プレゼントされる)

オススメの服装

ここからは防寒具をレンタルした前提で話を進めていきます。

日中の街の散策時の服装

まず日中の服装ですが、レンタルのダウン入りパーカーは重く、嵩張るため、長時間着ていると疲れやすくなります。建物内は20℃ほどに温められているため、ダウン入りパーカーは邪魔になります。

またレンタルの防寒手袋はミトンの形をしているため、日常使いには使いにくいです。

散策なら10分ほどの移動を繰り返すと思いますので、そこまで厚着をしなくても大丈夫です。

そこでオススメの服装は以下の通りです。

上・・・Tシャツ+フリース+ウルトラライトダウン+ダウン

下・・・パンツ+ヒートテックタイツ+裏起毛のズボン+防寒パンツ(レンタル)

顔・・・フェイスマスク(レンタル)

手・・・毛糸の手袋

足・・・靴下2枚+防寒ブーツ(レンタル)

オーロラ鑑賞時の服装

オーロラ鑑賞は冷え込む夜間に行われる上、じっとしながら待つため日中よりもより防寒が必要になります。

レンタルの防寒手袋はミトンの形をしているため、カメラや携帯の操作には不向きなので、別に手袋が必要になります。

じっとしていると足裏から冷えてくるので、夜は足用のカイロを貼ると良いです。

そこでオススメの服装は以下の通りです。

上・・・Tシャツ+フリース+ウルトラライトダウン+ダウン入りパーカー(レンタル)

下・・・パンツ+ヒートテックタイツ+裏起毛のズボン+防寒パンツ(レンタル)

顔・・・フェイスマスク(レンタル)

手・・・毛糸の手袋+防寒手袋(レンタル)

足・・・靴下2枚+靴用カイロ+防寒ブーツ(レンタル)

日本から持っていくべき服

まとめると日本からもっていくべき服は以下の通りになります。

・Tシャツ(レンタルのダウン入りパーカーは性能がかなり良いので、ヒートテックじゃなくても大丈夫)

・フリース

・ウルトラライトダウン

・ダウン

・パンツ

・ヒートテックタイツ(レンタルの防寒パンツとズボンだけでは寒いのであったほうが良い)

・裏起毛のズボン

・5本指の手袋(スマホ対応のものなら、スマホで撮影するたびに手袋を取り外さなくて済むので便利です)

・靴下(2重にできるように1枚は大きめのやつ)

・靴用カイロ(足裏が寒いのであったほうが良い)

凍傷にならないために注意したいこと

凍傷にならないために気を付けたいことは、防寒ブーツの中敷きを乾かすことです。

中敷きは数時間も履いていると湿ってきて、だんだんと冷たく感じるようになります。

そのため、日中の散策後とオーロラツアーから帰ってきた後は、防寒ブーツの中敷きを取り出して、干すことをお勧めします。

また、外気温に晒されたものは素手で絶対触らないようにしましょう。皮膚がくっついて取れなくなります。必ず手袋をしてドアなどに触れるようにします。

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