元採点者が教える英作文の得点を伸ばす簡単なコツ

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私は過去に英作文の採点の仕事をしていました。大量の採点を通じて、非常に惜しいと感じる解答が多かったことから、英作文で気を付けるべき点をまとめます。これらの点を簡単にチェックするだけで、得点を伸ばすことができますので、ぜひ試してみてください。

簡単な単語・文法を使用する

英作文というと、カッコイイ文章や独特な文章を書きたくなりがちですが、英作文はあくまで間違いなく書けるかどうかを見ているだけです。

例えば、昨日何をしたかを答える英作文の問題があるとき、次の文はどちらが正解になるでしょうか

①I went to shopping to buy snacks with my friends.
②I went to the park.

一見①の方が文として長く、ちゃんと書いているように見えますが、正解は②です。よくある間違いなのですが、実はshopping場合、前のtoは不要なのです。

このように、短くても簡単でも間違いなく書くことが求められます。

また、はっきりいって、嘘偽りなく本当のことを書く必要もありません。

例えば、昨日何をしたかを英作文で書く問題が出たとします。本当はバレーボールをしたけど、バレーボールの綴りに自信がなければ、Iplayed soccer.と書いても何ら問題ありません。

大切なのはスペルミスをしないことです。 スペルミスをした瞬間不正解になります。

文法ミスやスペルミスを防ぐために、教科書の文をいくつか丸暗記することをお勧めします。教科書の文は文法的に誤りがない正しい文です。いくつかのストックをつくり、質問に応じてフレーズをそのまま使うと簡単に正しい文が書けるようになります。

ピリオドやクエスチョンマークを忘れない、書きすぎない

よくあるミスとして、文の最後のピリオドやクエスチョンマークを忘れることです。

馬鹿げた話ですが、これだけで不正解となってしまいます。3秒あればチェックできることなので、対費用効果が高いです。

また、抜き出しの問題の場合、答案用紙にあらかじめピリオドやクエスチョンマークや単語が書かれていることがあるので、重ねて書きすぎないようにしましょう。書きすぎるとこれも不正解となります。

大文字、小文字に気をつける

文の始まりは大文字で書く必要があります。これも3秒あればチェックできることなので、対費用効果が高いです。

また、文の途中の単語は基本的に小文字から始める必要があります(Iや地名などの固有名詞、曜日などは除く)。これも間違えると不正解となってしまいます。

英数字の書き方の指定がないかなどのルールをよく見る

たまに英作文で数字を単語で書くように指定されるときがあります。

例えば4ではなくfourといった感じです。このルールがないか問題文をよく確認しましょう。

また21以上の数字を表すときはtwenty-fourのように間に-が必要となりますので、注意します。

冠詞は暗記する

冠詞とは”a”や”the”といったものです。

たとえば、次の文はどちらが正しいでしょうか。

①I went to zoo.
②I went to the zoo.

正解は②が正しい文になります。

では次の文はどちらが正しいでしょうか

①I played soccer.
②I played a soccer.

正解は①が正しい文になります。

では次の文はどちらが正しいでしょうか

①I played the piano.
②I played piano.

正解は①が正しい文になります。

冠詞をつけるかつけないかは大人でも理解している人が少なく、はっきりいって暗記してしまったほうが早いです。

いくつかの教科書の例文を暗記してそのまま使用するのがおすすめです。

丁寧な字で書く

きれいな字で書いたからといって加点される訳ではありません。しかし、他人から見てaなのかuなのか判断出来ないレベルの汚い字で書くと、スペルミスと判断されて不正解になる可能性があります。

少なくとも何の文字が書いてあるのか分かるレベルで書きましょう。

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